header-image

postheadericon 連合長野地協20周年記念レセプションに参加しました

5月21日(土)、連合長野 長野地域協議会20周年記念レセプションに参加いたしまし

た。長野地協は、1991年2月に結成され、「地域に顔の見える労働運動」を目指して活

動してこられ、勤労者の労働環境整備や賃金の向上のみならず、平和行動・河川清掃

・植栽事業等、様々な活動を行ってきておられます。この度の東日本大震災においても

ボランティアを派遣していただきました。そうした活動の積み重ねの結果、20周年を迎

えられたことを心よりお慶びする次第です。

 ↑ 上原議長の主催者挨拶

 ↑ 連合長野の近藤会長の来賓挨拶

 ↑ 鷲澤市長の来賓挨拶

 

近年、「グローバリゼーション」という名の行き過ぎた新自由主義経済の下、国民の多

くが豊かに暮らしていた(世界的に見れば)我が国も、「小泉改革」により格差社会に

突入し、額に汗して真面目に働く大勢の皆さんが報われない社会になってしまい

た。以前ほどの経済発展は見込めない状況下ではありますが、努力が報われる「公

平な分配」が行われ、消費を拡大することによる「内需主導型」の経済発展・景気回復

を求めてまいります。(輸出も大切ですが、GDPの6割を占める個人消費が冷え込ん

でいては経済の活性化は実現できません。)

また、本市における雇用問題に関しても、国による様々な雇用促進策を有効活用して

臨時職員を雇う・企業誘致を進める・既存の企業が発展するよう後押しする等の提言

を続けてまいります。

 

懇親会の席上、鷲澤市長と「新規就農者支援事業」につきお話させていただきました。

長野市においては、今年度から新規就農者に対して研修費用・営農資金 を助成する

制度を始めました。(詳しくは→)http://www.city.nagano.nagano.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23105

最長5年間・最大月10万円を助成するという思い切った制度で、ここまで手厚い支援は

全国的にも珍しいかと思います。私も市政報告会や農業者との懇談の中で何度も紹介

し対象者に利用するようお薦めしてきたところですが、県の制度を利用しているため、

申請したのに県の認定が降りず、結果、市の制度の対象にならないようなのであきら

めようかと思っている、とのご意見が寄せられたため、市農政課に働きかけた経緯が

あります。市長には、制度に期待していることと使い勝手の良い制度に改善するよう

お話させていただきました。市長からは、「農業を何とかしなければという思いから、

ばらまき」との批判は覚悟の上で導入した。遊休農地対策や雇用の促進にもなるから

思い切って予算をつぎ込んだ。だからこそ、是非とも成功させたいと思っている。」との

力強いお返事がありました。この制度が使い勝手の良い形で定着し、農業・農村が元

気になるよう、今後も現場の声を届け、知恵を絞ってまいります。

Comments are closed.