Archive for 10月, 2018
議会にタブレットを導入しました
この10月から、長野市議会にタブレットを導入し、ペーパーレス会議を実施しています。昨日の経済文教委員会協議会、本日の農林業振興対策特別委員会と、慣れない方にとっては難しい面もあったようですし、システム自体に効率的な運営のための多少の課題はありますが、導入したからには、議会活性化・議会費節約の一助になればと思います。
私は32年前、18歳で記憶媒体がカセットテープだった中古PCを購入してプログラミングに挑戦したことがありますが、日進月歩(分進時歩?)のIT技術の進歩には目を見張り、今現在は、ついて行けているか心もとないところです(^^ゞ。
政治家にとって一番大切なのは、信念や志・政策といった「中身」ですが、スキルもあるに越したことはありません。PC初期世代として、時代の変化に対応しつつ、「人類の普遍的価値」・幸せの実現に力を尽くしてまいります(^^)v。
追伸 信濃毎日新聞の報道で、私が12月定例会後に辞職する意向と報道されましたが、私としては、市議会議員として当選させていただいた身として、可能な限り長く市議として活動し市政に皆さんの声を届けたいと思っています。3月定例会への出席は難しいことから、現在作成中の平成31年度予算要望書が来年度予算にいかに反映されたかを確認できる2月下旬までは現職として勤め上げる覚悟です。
県議選出馬の意向が報道されました
10月14日付の信濃毎日新聞2面に、県議選出馬の意向がある旨、 掲載されました。
平成22年7月16日の豪雨により、信更町を中心に甚大な被害が生じましたが、信更町には県議はおろか市議すらいないため、地元の方から隣接地区の私に何とかしてほしいとお声がかかり現場をご案内いただきました。
山が崩れ、大量の土砂と大きな流木で県道が崩れ田が埋まってしまうような甚大な被害で、言葉を失うほどの衝撃を受けました。それほどの状況なのに、面識のない私に助けを求めるしかない地元の方の心中はいかばかりか・・・。すぐに、鷲澤市長にアポを取り、現場の写真をお見せし、被害の大きさと、復旧の負担金が20%では耕作放棄せざるを得ない可能性が高いため、5%負担での復旧を要望し、9月定例会の質問でも取り上げ、5%負担での復旧を決断していただきました。ルール作りにも言及したため、現在は10%負担を原則としていただいています。
この時つくづく思ったのは、地元に市民の代弁者である議員がいることが、いかに重要かということです。行政は公平性を重視しますが、声のない所には予算はつきません。地元の声があり、地元議員の後押しあってこそ、難しい案件も進んでいくことを実感しています。
4万2千人の人口を誇る、長野県内最大地区の篠ノ井には20年もの間、地元県議がいません。長野市南部としても、かなり少ないのが現状です。市町村の要望なら、市町村長がすれば通りますが、市町村内の一地区の要望は、地域の声を代弁する議員が伝えなければ届かないのが実情です。
地元の声を県政に届け、市民の皆さん、特に子ども達が安全で幸せに生きていける社会を創るべく、政治生命をかけてチャレンジすることを決意いたしました。
全力で頑張ってまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
地方議員の厚生年金加入に反対討論を行いました
平成30年9月定例会に「厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書(案)」が提出されました。地方議員のなり手不足解消のため、との趣旨ですが、実際に政治家を志し・出馬し・現職である身として思うに、なり手不足の原因は、市町村議員の報酬の少なさが主因であり、老後の年金ではないはずです。
政治家が本来為すべきは、国民が老後の心配なく過ごせる社会を創ること、そのための年金制度の立て直しではないでしょうか。
少なくとも、今現在困窮している国民年金受給者を放置しておきながら、自分達議員だけが厚生年金に加入したいとの意見書案を通すことではないはずです。
なり手不足解消にもならず、年間200億円も国民の負担を増やす地方議員の厚生年金加入。市民から請願があったわけでもなく、委員会審査も経ずに、いきなり本会議に提出された理不尽な意見書案に賛成することはできません。理論を胸に、情に訴える反対討論を行いました。
残念ながら、賛成22名・反対15名と、数の論理で可決されてしまいましたが、これからも初心を忘れず、市民利益第一で頑張ってまいります(^^)v。
討論の動画はこちらから→https://www.youtube.com/watch?v=sbZO0y47ZXg&feature=youtu.be
ぜひ、ご覧ください(^-^)。