6月6日(月)、篠ノ井中央公園の現地視察及び建設委員会に出席しました。国道沿い
から見るとあまり建設が進んでいるようには見えませんが、既に一部が供用開始され
ています。
長野市としては、この公園を全国的な緑育の拠点とすべく、育種家でNHK「趣味の
園芸」講師の矢澤秀成氏に職員として常駐していただくという本格的な態勢を整えて
臨む決断をしました!
矢澤先生を校長とする「ながの花と緑そして人を育てる学校」を設立し、3年制の緑育
ボランティアを大勢育成し篠ノ井中央公園他市内の公園のサポートをお願いする計画
を進めています。本当に全国から人の集まる素晴らしい公園になることを期待します。
篠ノ井中央公園に関しては、数十年前から計画がありましたが、建設する前に長野冬
季オリンピックが開催され、その開閉会式場であるオリンピックスタジアムをはじめとす
る多くのスポーツ施設と広場を擁する南長野運動公園が近くに建設されたため、税金
の無駄だから中止すべき、とのご意見が多く出されていました。代替案もあまりなく、公
園以外のものにする場合には既に国から交付された20億円余りを返さなければいけな
くなる、等の理由から「何となく」進んできた感があり、私も以前から公園として整備する
なら「特色ある」ものにすべきと提言してきたところですが、このような本格的で特色ある
公園になることを嬉しく思います。「緑育」を篠ノ井の地から全国に発信していき、全国か
ら篠ノ井中央公園にお越しいただけるようになることを心より祈念いたします。