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postheadericon 長野市消防団篠ノ井第二分団出動!!

5月29日(日)、長野検察審査協会の栄村応援山菜狩りツアーに参加しました。大雨

かつ休憩施設も使用出来ない状況下でありましたが、長野県北部地震で被災した栄

村を応援しようとの趣旨から、あえて例年通り、強行いたしました。雨の中での山菜狩

り・東屋にブルーシートのテントを足しての即席食事会場での親睦・銭湯のような温泉

での入浴(番台がなく、料金は箱に自己申告で入れるという、今時、ほのぼのとする温

泉で、流石は栄村だと思いました。)と、野趣に満ちた山菜狩りになりましたが、栄村の

保坂支部長にも喜んでいただき、牛肉や行者ニンニクをはじめとする山菜の差し入れを

ただきました。趣旨をご理解いただき、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうござ

いました。お風邪を召さないよう、お気をつけください(^-^)。

 

帰宅後、大急ぎで喪服に着替え、お世話になった方の告別式に参列しました。人望の

ある方で、大勢の方々がお焼香にみえられていました。まだまだお若くお元気だったた

め、未だにお亡くなりになられたことが信じられません・・・。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

 

帰宅し、後は事務仕事やパソコン関係の内勤だけだったので、その前に子ども達と遊

んであげようとしたところ、消防団で招集がかかりました。私の影響で消防ファンの長

男は、「パパ、気をつけてね。」と心配そうな顔をしながら送り出してくれましたが、状況

がわからず「パパ行かないで!」と泣き叫ぶ長女を妻に託し、現場に出動しました。

 

大雨により、昨年12月に完成したばかりの「千曲川上流堤防」の法面(のりめん)が、所

々崩れ落ちてしまったため、長野市消防団篠ノ井第二分団が出動することになりました。

皆と一緒に、これ以上被害が拡大しないよう、法面にブルーシートをはる等の応急処置

を行いした。雨の中での作業、崩れ落ちた法面は踏むと膝までずっぽりと埋まるほど

の状況で、ブルーシートを全面にはるべく継ぎ足して針金で結束し、雨の影響を受けな

いよう対処しました。2部の担当地域ですが、大変な事態のため、1部・3部の皆さんにも

出動いただき、2分団全体で対処し、地元建設事業者の皆さんにもブルーシート・重し・

投光機の提供等いただき、また、作業についてもご尽力いただきました。

 ↑ 作業中の写真は当然ありません。私が所属する2部が岡田川の監視に赴く前に
  1枚だけ携帯で撮った様子です。

 

途中から、上で結束してから下まで届くブルーシートをおろした方が効率的なので、そ

ういう方法をとり、その後は、崩れた法面にはりついて作業しなくても済みました(こうし

たことは、後々のため、マニュアル化しておくよう提言してまいります。)。

その後、2部は岡田川の監視に赴きましたが、西横田が末流となる岡田川は、ここの部

分は改修が済んだため、問題ありませんでした。ただ、千曲川への水門が閉ざされてい

たため、大払せぎに大量の水が流入していましたが、このくらいなら大丈夫だろう、との

判断の下、中央集会所にご参集の御幣川の皆さんに状況をご説明し、お茶をいただいた

後、現場に戻りました。

雨もやんできた上、国土交通省の観測では更なる増水の危険はない、とのことでしたの

で、篠ノ井第二分団としては、22時15分、幹部が公民館に待機・団員が自宅待機という

ことで、とりあえず解散になりました。私は、立場上、千曲川堤防の状況を確認しつつ、

歩いて帰宅の途につきました。

 ↑ 堤防改修後も3年間は、まだまだ盤石でなく、注意が必要とのことでしたが、地元住
  民の
悲願であった弱小堤防の強化が、成し遂げられたと思ったすぐ後にこういう事態
  になったことを残念に思います。

 ↑ 草が定着したところは被害がなかったようです。根を張り堤防を頑丈にする草の
  「大切さ」を感じました。

 

その後、個人的に岡田川の増水状況を確認してまいりました(昨年7月16日の豪雨災

害で岡田川が越水して被害が生じたことが、どうしても念頭にありましたので。)。

みこと川や五明を中心に、各地区を確認したところ、それぞれ増水はしていましたが、

問題ないようなので、小一時間流して帰宅し、多少の内勤をしてから休みました。

消防団・地元建設事業者が人知れず、如何に地域の安全・安心のため活動している

かを再認識した1日でした。地域の安全を守るべく、公私ともに全力を尽くしてまいり

ます。

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